短小とは
短小とは、陰茎が小さい、細いなどの状態を指す言葉です。男性の象徴とも言える陰茎が短小であるということは、男性に自信喪失をもたらし、深い悩みにつながります。実際のところ、短小のために、女性に声をかけられない、彼女が出来ない、また友達や女性に短小を馬鹿にされて深く傷ついている方もいらっしゃいます。
短小は男性の陰茎のコンプレックスの中でも常に上位となっており、インターネットの検索サイトで短小治療に関連する検索が上位にくることが知られています。巷には短小の悩みを解消するためのサプリメントやクリーム、器具なども数多く販売されています。これらのサプリメントや器具などの多くは、医学的に陰茎増大効果は不明です。
ペニスの平均的サイズ
現在、日本は、短小の悩みを抱えている方が多いと言われていますが、中には自分が短小であると思い込んでいる方も少なくありません。では、実際のところ、どのくらいのサイズをもって短小と判断するのでしょうか。2015年3月にイギリスのロンドン大学では、白人、黒人、アジア系などの各人種でペニスの大きさを測定した。平常時長さ9.16 cm、勃起時長さ13.12 cm、平常時太さ9.31 cm、勃起時太さ11.66 cmで、各人種間の差はなかったと発表しました。
その他各国のコンドームメーカーも陰茎サイズの測定を試みています。平均値についても多少のブレあるものの、日本人の平常時平均は7.5~8.5 cm、勃起時の平均は12~15cmが日本人の平均ペニスサイズと言われています。
なぜペニスが短く見えるのか
陰茎の根元には体重増加や老化などにより陰茎堤靭帯という陰茎を支えている靭帯が緩むことがあります。そうすると陰茎が短くなって見えることがあります。これは陰茎堤靭帯が弛むと陰茎が下腹部に引き込まれやすくなることで起こります。生まれつき靭帯が緩んでいる場合は元々陰茎が下腹部に埋まりこんでいることもあります。
陰茎が下腹部に埋まることにより、陰茎が短くなったり、見えなくなったりします。包皮が亀頭を覆うために、衛生上の問題や、美容的問題が生じます。このように弛んだ陰茎堤靭帯を補強し、陰茎を引き出す手術が長茎手術です。長茎手術により陰茎は長くなり、見栄えが良くなります。包茎も改善されることがあります。短小の方に喜ばれる手術です。
埋没陰茎修正手術
術前
術直後
35歳、独身。長茎手術、包皮切除、短小
体重の増加と共に、短小症状が強くなった症例です。不規則な生活と暴飲暴食のため、20kg太ってしまい陰部が下腹部に引き込まれるようになったようです。排尿困難であること、包皮炎を繰り返すこと、性交渉ができないことなどから御相談頂きました。下腹部に大量の脂肪が蓄積し、陰茎堤靭帯が緩み、陰部が下腹に埋没していました。長茎手術により陰茎堤靭帯を補強し、陰部を引出し、更に包皮の切除を加え、剥けた状態にしました。長茎手術をもっと早くやっておけば良かったと喜んでいただきました。クリニックより:体重増加や下腹部の脂肪貯留を契機に陰部が下腹部に引き込まれてしまうことがあります。このようなケースでは長茎手術が効果的です。陰茎が下腹部に埋没すると、排尿のたびに引き出す必要があるために日常生活が不自由だと御相談頂きます。このようなケースでは長茎手術が効果的で手術が終わった後、生活が楽になったと喜んで頂けます。